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京都市南区は京都市の南部に位置する行政区です。『JR京都駅』の南側、主に八条~十条を中心に広がっています。もとは下京区の一部でしたが、1955年(昭和30年)に分区する形で誕生しました。
平成12年に設立された産業振興拠点である「らくなん新都」が、伏見区にかけて広がっており、佐川急便のSGホールディングス、任天堂、日本新薬や西村製作所など名だたる大手企業や、技術を持つ会社が本社を置いています。
歴史的には、平安京南部の入り口として、朱雀大路と九条通りの交わる場所に羅城門が置かれていました。そして羅城門を中心として左右対称に東寺、西寺が建立されました。現在では羅生門、西寺は失われたものの、弘法大使によって発展した東寺は今も残っており、日本一の高さを誇る五重塔を中心に世界遺産に登録されています。
現在では、鴨川、桂川、淀川など豊かな水に恵まれた農業地帯となっており、京野菜が栽培されています。
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